アミノ酸(BCAA・EAA)の基礎知識
プロテインの売り場やスポーツ系サプリでよく見かける「BCAA」「EAA」。まずは、アミノ酸という栄養素の一般的な分類と用語の意味、見くらべるときの確認ポイントを整理します。特定の商品の効果を示すものではありません。
たんぱく質はアミノ酸でできている
体のたんぱく質は、約20種類のアミノ酸の組み合わせでできています。このうち体内で十分につくることができず、食事からとる必要があるとされる9種類を「必須アミノ酸」と呼びます。残りは「非必須アミノ酸」と呼ばれますが、体にとって不要という意味ではありません。
BCAA・EAAという言葉の意味
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 必須アミノ酸 | 食事からとる必要があるとされる9種類(ヒスチジン・イソロイシン・ロイシン・リシン・メチオニン・フェニルアラニン・トレオニン・トリプトファン・バリン) |
| EAA | Essential Amino Acids=必須アミノ酸の英語表記。9種類(または一部)を配合した製品名でよく使われる |
| BCAA | 分岐鎖アミノ酸(バリン・ロイシン・イソロイシン)の3種類。必須アミノ酸の一部 |
| 非必須アミノ酸 | 体内で合成できるとされるアミノ酸(グルタミン・アルギニンなど) |
つまりBCAAはEAA(必須アミノ酸)の一部です。製品によって配合の種類・量・比率は大きく異なるため、名称だけでなく成分表示を確認するのが基本です。
見くらべるときの確認ポイント
①1回分(1食分)あたりのアミノ酸の種類と量(g・mg) ②1日の目安量と1袋で何回分か ③粉末・錠剤・ドリンクなどの形状と続けやすさ ④1回分あたりの価格。総量表記(「アミノ酸○g配合」)だけでは内訳がわからないため、種類ごとの量が書かれているかも見どころです。
ポイント:プロテイン(たんぱく質)もアミノ酸の供給源です。プロテインとアミノ酸サプリを併用する場合は、内容が重なることを踏まえて、表示を見て全体量を把握しましょう。
制度上の位置づけ
アミノ酸を含む製品の多くは、法律上は一般の「食品」です。国の許可や届出にもとづく表示(トクホ・機能性表示食品など)がある場合は、その内容を消費者庁の公表情報で確認できます。
本コラムは、消費者庁・厚生労働省等の公的機関が公表する一般的な制度・情報にもとづく解説であり、特定の商品の効果・効能を示すものでも、病気の診断・治療・予防を目的とした医療・健康に関する助言でも、個別の契約に関する法律相談でもありません。制度や基準は改正されることがあります。最新の情報は消費者庁など公的機関の発表をご確認ください。持病のある方、通院中・服薬中・妊娠中・授乳中の方など、健康上の判断が必要な場合は、医師・薬剤師にご相談ください。