シニア期の犬猫のケアの基本
犬や猫も、歳を重ねると体や暮らしに変化が出てきます。シニア期に入ったら、食事や住環境に少し配慮してあげたいものです。ここでは一般的なケアの基礎を整理します。体調の変化は、早めに獣医師へ相談しましょう。
「シニア」はいつから?
一般に、犬・猫ともに7歳前後からシニア期と紹介されることが多いですが、犬種や体格、個体によって差があります。年齢の数字だけでなく、日々の様子の変化に目を向けることが大切です。
見られることのある変化
- 寝ている時間が増える、遊びや散歩への反応が変わる
- 毛づやや被毛の変化
- 食欲・飲水量・体重の変化
- 歯や口のにおい、目の様子
- 段差の上り下りをためらう
ポイント:こうした変化は加齢によるものもあれば、病気のサインのこともあります。気になる変化は「歳のせい」と決めず、獣医師に相談しましょう。
食事と暮らしの工夫
活動量の変化にあわせて、シニア向けに設計されたフードや、消化・食べやすさに配慮したフードが選択肢になります。食器の高さを調整する、フローリングに滑り止めを敷く、段差にスロープを付けるなど、暮らしの中の工夫も負担をやわらげます。
定期的な健康チェック
シニア期は、体の変化が起きやすい時期です。定期的な健康診断や、体重・食欲・排せつの様子を家庭で見ておくことが、早めの気づきにつながります。かかりつけの獣医師と相談しながら、その子に合ったケアを続けていきましょう。
本コラムは、ペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律)やペットフードの表示に関する公正競争規約など、一般的な制度・飼育に関する情報にもとづく解説です。特定の商品の効果を示すものでも、動物病院での診断・治療に代わる助言でもありません。表示や基準は改正されることがあり、最新の情報は農林水産省・環境省・消費者庁など公的機関の発表をご確認ください。愛犬・愛猫の食事や健康について心配なこと、持病・投薬・高齢・妊娠などで判断が必要な場合は、かならず、かかりつけの獣医師にご相談ください。