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サプリメントとは? 食品としての位置づけと、選ぶ前に知っておきたい基礎

カテゴリ:基礎知識 / 最終更新日:2026年7月18日

ドラッグストアやネット通販でよく目にする「サプリメント」。実はこの言葉には、法律上のはっきりした定義がありません。まずは「サプリメントとは何か」という前提から、落ち着いて整理してみましょう。ここでの内容は、商品の良し悪しや効果を語るものではなく、制度や表示の見方についての一般的な説明です。

「サプリメント」「健康食品」は法律上の区分ではない

日本の法律では、口から取り入れるものは大きく「医薬品(医薬部外品を含む)」と「食品」に分けられます。サプリメントは、このうち「食品」に位置づけられます。「健康食品」や「サプリメント」という呼び名は、一般に広く使われている言葉ではあるものの、それ自体が法律で定められた分類ではありません。

つまり、錠剤やカプセルの形をしていても、サプリメントは薬ではなく食品です。そのため、パッケージや広告で「病気が治る」「症状に効く」といった医薬品のような表現を用いることは、健康増進法や医薬品医療機器等法(薬機法)などのルールにより認められていません。

ポイント:サプリメントは「食品」。薬のように病気を治療・予防することを目的としたものではありません。この前提を知っておくと、商品の説明を落ち着いて読み解けます。

食品の中での位置づけ

食品はさらに、国の制度によって表示が認められた「保健機能食品」と、それ以外の「いわゆる健康食品」に分けて考えることができます。保健機能食品には、次の3つの区分があります。

  • 特定保健用食品(トクホ):国(消費者庁長官)の個別の許可を受けたもの
  • 栄養機能食品:国が定めた基準を満たせば表示できるもの(規格基準型)
  • 機能性表示食品:事業者が科学的根拠を消費者庁に届け出たもの(届出制)

市販されているサプリメントには、これらの区分にあたるものと、どれにもあたらない「いわゆる健康食品」の両方があります。それぞれの違いは、認証マークをテーマにした別のコラムでくわしく解説します。

→ 認証マークの違い(トクホ・機能性表示食品・栄養機能食品・GMP)を読む

選ぶ前に確認したい5つの視点

特定の商品をすすめるものではありませんが、サプリメントを選ぶ前に、次のような点を自分で確認しておくと、情報を冷静に見くらべやすくなります。

視点確認したいこと
①目的自分が何のために取り入れたいのかを言葉にしておく。目的がはっきりすると、必要な情報を選びやすくなります。
②成分と量どんな成分が、1日あたりどれだけ含まれているか。含有量は商品によって大きく異なります。
③1日あたりのコスト価格は内容量とセットで見る。容量も1回量も違う商品は、1日あたりに換算すると比べやすくなります。
④原材料・アレルギー表示原材料名やアレルギー表示、添加物の記載を確認する。体質に関わる大切な情報です。
⑤事業者・問い合わせ先製造・販売する事業者名や連絡先が明記されているか。困ったときに問い合わせられるかどうかは安心材料になります。

「たくさん摂れば良い」とは限らない

サプリメントは食品ですが、成分によっては1日の摂取目安量が定められているものもあります。パッケージに記載された1日あたりの目安量を守ることが基本です。複数のサプリメントを併用する場合は、同じ成分が重ならないかにも注意が必要です。持病がある方、通院中・服薬中の方、妊娠中・授乳中の方は、取り入れる前に医師・薬剤師に相談すると安心です。

まとめ

サプリメントは「薬」ではなく「食品」であり、「サプリメント」「健康食品」という言葉自体に法律上の定義はありません。だからこそ、広告の印象ではなく、成分・含有量・価格・表示・事業者情報といった事実を自分の目で確かめることが、納得のいく選び方につながります。サプリメキキは、こうした事実を複数の販売サイトを横断して並べ、あなた自身が選べる形でお届けすることを目指しています。

本コラムは、消費者庁・厚生労働省等が公表する一般的な制度情報にもとづく解説であり、特定の商品の効果・効能を示すものでも、医療・健康に関する助言でもありません。制度は改正されることがあります。最新の情報は消費者庁など公的機関の発表をご確認ください。健康上の判断が必要な場合は、医師・薬剤師にご相談ください。