困ったときの相談先 消費者ホットライン188と法テラス
占いをめぐって困ったことがあったら、ひとりで抱え込まずに相談してください。公的な窓口が用意されています。ここでは主なものを整理します。
消費者ホットライン 188
全国共通の3桁番号です。「いやや!」の語呂で覚えられています。
- 番号:188(市外局番は不要)
- 役割:お住まいの地域の消費生活センター・相談窓口を案内してくれます
- 費用:相談は無料。ただし通話料は自己負担(一般回線 税込9.35円/180秒、携帯電話 税込11円/20秒)
- 受付:施設点検日と年末年始を除き、原則毎日利用できます。土日祝に地元の窓口が開いていない場合は国民生活センターが対応します
一部のIP電話やプリペイド式携帯電話からはつながらないことがあります。その場合は、お住まいの地域の相談窓口へ直接おかけください。バックアップ番号として03-3446-0999(平日10時〜16時)も用意されています。
受付時間について:消費者庁は全国一律の受付時刻を示していません。窓口によって異なるためです。「原則毎日利用可能」という案内になっています。
法テラス 霊感商法等対応ダイヤル
霊感商法に特化した窓口です。
- 番号:0120-005931(フリーダイヤル・通話無料)
- 海外から:050-3383-0010(通話料は有料)
- 受付:平日9時30分〜17時(土日・祝日・年末年始を除く)
- 対象:霊感商法、金銭トラブル、心の悩み、家族の悩み、児童虐待、修学、就労、生活困窮など
海外在住の方、未成年、宗教2世・3世も利用できます。金銭トラブルになっていなくても相談できるのが、この窓口の特徴です。
相談する前にしておくこと
手元に用意しておくと、話が早く進みます。
- やりとりの記録:メッセージのスクリーンショット、メール
- 支払いの記録:クレジットカードの明細、振込の控え、購入したポイントの履歴
- 契約した日と金額:いつ・いくら・何回
- 相手のサービス名・事業者名
国民生活センターも、退会する前にやりとりのスクリーンショットを保存するよう助言しています。退会するとやりとりが見られなくなることがあるためです。
時間が経っていてもあきらめない
霊感商法にあたる契約は、消費者契約法で追認できるときから3年、契約締結から10年のあいだ取り消せる場合があります(くわしくはこちら)。だいぶ前のことだから、と決めつけずに相談してください。
「自分が悪かった」と思わなくていい
公的データを見れば、これは個人の落ち度の話ではなく、手口の問題だとわかります。相談件数は毎年1,400件を超え、相談者の年齢層も幅広い。誰にでも起こりうることです。
おもな出典:
- 消費者庁 消費者ホットライン(188)
- 法テラス「霊感商法の被害にあわれた方」(0120-005931)
- 国民生活センター 消費者トラブルFAQ
次に読む:霊感商法に気をつける/高額請求のトラブル事例
本コラムは、占いを文化・歴史・体系として整理し、あわせて消費者トラブルを避けるための一般的な情報をまとめたものです。占いによって将来を言い当てられる、運勢が変わるといった効果を示すものではありません。占いの内容に科学的な裏づけがあることを主張するものでもありません。人生の重要な決定、健康、金銭に関する判断は、占いの結果ではなく、ご自身の判断と、必要に応じて医師・弁護士・公的窓口など専門家への相談にもとづいて行ってください。法令・制度は改正されることがあるため、最新の情報は消費者庁・国民生活センターなど公的機関の発表をご確認ください。