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原材料・添加物・アレルギー表示の見方

カテゴリ:基礎知識 / 最終更新日:2026年7月18日

サプリメントのパッケージ裏面には、たくさんの情報が小さな文字で並んでいます。実はここに、選ぶうえで大切なヒントが詰まっています。サプリも「食品」なので、食品表示法のルールにもとづいて表示されています。読み方のコツを知っておきましょう。

① 原材料名は「多い順」に並ぶ

原材料名は、原則として使用した重量の多い順に書かれています。つまり、最初のほうに書かれているものほど、多く使われているということ。「◯◯配合」と大きく書かれていても、原材料名の後ろのほうにあれば、量はごくわずかということもあります。期待する成分が前のほうに書かれているかを見てみましょう。

スラッシュ(/)に注目:原材料名の途中に「/」がある場合、その後ろは添加物です。前が食品原料、後ろが添加物、と区切って読めます。

② 添加物の見方

錠剤やカプセルの形にするには、固めたり成形したりするための添加物(賦形剤・結合剤・コーティング剤など)が使われることがあります。これらは食品衛生法で使用が認められたものですが、できるだけ避けたい方は、原材料名の「/」以降をチェックするとよいでしょう。添加物が少ない製品を「シンプル」と表現することもあります。

③ アレルギー表示(8品目は義務)

アレルギーのある方には、この欄がとても重要です。食品表示のルールでは、次のように区分されています。

区分内容
特定原材料(表示が義務) 8品目:えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生(ピーナッツ)。
※「くるみ」は2025年4月から表示が義務化されました。
特定原材料に準ずるもの(表示が推奨) アーモンド・あわび・いか・いくら・オレンジ・カシューナッツ・キウイ・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・まつたけ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン など(約20品目)。推奨のため表示がない場合もあります。
アレルギーをお持ちの方は、義務の8品目だけでなく、推奨品目や「同じ製造ラインで製造」などの注意書きまで必ず確認してください。少しでも不安があれば、購入前にメーカーへ問い合わせるのが安全です。

④ 栄養成分表示は「何あたり」かを確認

栄養成分表示には、熱量(カロリー)・たんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量などが記載されます。サプリでは、主要成分の含有量もここや近くに書かれます。大事なのは、その数値が「1日分あたり」なのか「1粒あたり」なのかを確認すること。1粒あたりの数値を1日分と勘違いすると、量を大きく見誤ります。

⑤ 事業者名・問い合わせ先

製造者・販売者の名称と連絡先の表示も義務です。困ったときに問い合わせられる相手が明記されているかは、安心して選ぶための大切なポイントです。

まとめ

ラベルは「原材料は多い順」「/の後ろは添加物」「アレルギーは8品目+推奨品目」「栄養成分は何あたりか」「事業者情報」の5点で読み解けます。広告の表側だけでなく、裏面の事実を確認する習慣が、失敗しない選び方につながります。

本コラムは、食品表示法・消費者庁が公表する一般的な情報にもとづく解説であり、特定の商品の効果・効能を示すものでも、医療・健康に関する助言でもありません。アレルギー表示の対象品目などの制度は改正されることがあります。最新の情報は消費者庁など公的機関の発表をご確認ください。