原材料・添加物・アレルギー表示の見方
サプリメントのパッケージ裏面には、たくさんの情報が小さな文字で並んでいます。実はここに、選ぶうえで大切なヒントが詰まっています。サプリも「食品」なので、食品表示法のルールにもとづいて表示されています。読み方のコツを知っておきましょう。
① 原材料名は「多い順」に並ぶ
原材料名は、原則として使用した重量の多い順に書かれています。つまり、最初のほうに書かれているものほど、多く使われているということ。「◯◯配合」と大きく書かれていても、原材料名の後ろのほうにあれば、量はごくわずかということもあります。期待する成分が前のほうに書かれているかを見てみましょう。
② 添加物の見方
錠剤やカプセルの形にするには、固めたり成形したりするための添加物(賦形剤・結合剤・コーティング剤など)が使われることがあります。これらは食品衛生法で使用が認められたものですが、できるだけ避けたい方は、原材料名の「/」以降をチェックするとよいでしょう。添加物が少ない製品を「シンプル」と表現することもあります。
③ アレルギー表示(8品目は義務)
アレルギーのある方には、この欄がとても重要です。食品表示のルールでは、次のように区分されています。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 特定原材料(表示が義務) | 8品目:えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生(ピーナッツ)。 ※「くるみ」は2025年4月から表示が義務化されました。 |
| 特定原材料に準ずるもの(表示が推奨) | アーモンド・あわび・いか・いくら・オレンジ・カシューナッツ・キウイ・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・まつたけ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン など(約20品目)。推奨のため表示がない場合もあります。 |
④ 栄養成分表示は「何あたり」かを確認
栄養成分表示には、熱量(カロリー)・たんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量などが記載されます。サプリでは、主要成分の含有量もここや近くに書かれます。大事なのは、その数値が「1日分あたり」なのか「1粒あたり」なのかを確認すること。1粒あたりの数値を1日分と勘違いすると、量を大きく見誤ります。
⑤ 事業者名・問い合わせ先
製造者・販売者の名称と連絡先の表示も義務です。困ったときに問い合わせられる相手が明記されているかは、安心して選ぶための大切なポイントです。
まとめ
ラベルは「原材料は多い順」「/の後ろは添加物」「アレルギーは8品目+推奨品目」「栄養成分は何あたりか」「事業者情報」の5点で読み解けます。広告の表側だけでなく、裏面の事実を確認する習慣が、失敗しない選び方につながります。